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IoT領域をやりますって、どういうこと?

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IoTの仕事してますって、結局何?

IoTやってます!と言っているのはインターネットの仕事してますと言うくらいに指す領域が広く、何かの申請をする時に事業説明をしたりすると「なんかわかんないけどネットのやつね」と括られることが多いです。

そんな、なんだかよくわからない領域の会社。パエリアが主にどの領域をやる会社なのかについて書いてみたいと思います。

できる限り何にもしないで幸せになりたいのがIoT

データをいちいち入力しなくていい、何かとアプリ操作しなくていい、デバイスを操作しなくていい、ということを前提に、必要な時に無意識に取得したデータを元に幸せになれるかどうか。IoT領域でのサービス設計をする際に意識するポイントはこのあたりです。

IoTがモノゴトのインターネットと言われるのは、モノゴトにインターフェースができることで得られる情報が増えるのが強みなのかな、と感じています。最近で言えば、車とLINEで話せたり、街の定点カメラから混雑状況を算出したり、直接コミュニケーションして情報を引き出せなかったようなものとの連携が可能になっています。

そして、最近はサービス設計の中でNOUIの考え方も良く出てきます。課題を解決するのが目的であって、そこには必ずしも人の操作するインターフェースがなくてもいいよね、むしろそれが無かった方が手間も削減できて自然なフローになるよね、という考え方です。

その課題はアプリのUIを介さないと必ずしも解決できないものなの?という視点で考えられるのは、IoTに関わるサービスを考える上で面白い伸びしろとなります。

例えば、自動車の鍵をスマートフォンで開けられますよという事例がある場合、これまでならキーレスエントリーでワンタッチ解錠だったのが、スマートフォンを取り出してパスワードを解除し、その上でアプリを起動して…というフローにしてしまうと、「これまでの方が楽だった」となりますが、接近したら勝手にドアごと開くのであれば、操作的にもひと工程削減されていて、買い物袋で両手がふさがっていても車に乗れるなど良い課題解決になります。

同じアプリの活用事例でも、必ずしも日々アプリを操作する必要はなく、むしろデバイスと行動のなかでどうするのが自然なのかを考えてみると、このように打ち手が見つかります。パエリアではもちろんアプリ開発も行っていますが、IoTだからと言って必ずしもアプリが日々必要なわけではないのです。

情報を見えるだけでなく、使えるようにする

遠隔地の情報がわかる、で、どうするか。睡眠時間が短いことがわかった、で、それはなんなのか。レコーディングダイエットのように記録していくだけで意味があることもありますが、できればその先の判断までなんとかしたい、というのが本来の価値につながる部分です。

さまざまな物事がインターネットにつながって情報が集まると、情報の組み合わせによる価値が生まれます。 例えば

  • 今日は日曜日で会社はお休み
  • なぜかトイレのドアが開閉された
  • スマートロックのログから社員の誰も職場に入った気配がない

この3つの情報から導かれる答えは「社員以外の何者かが侵入している」。この時、自動的に管理室に通報して社員にはpush通知してくれるまでの一連の流れができると、これは簡易的な監視システムになります。ここに誰かの操作は関与していません。

もちろん、「なぜかトイレのドアが開閉された」だけでもいいのですが、複数の情報を用いることで、高価なセンサを利用しなくても解決できることが増えていきます。複数の情報を組み合わせて自動的に最適なアクションを導けるかどうか。人が解釈していたことをシステム化できていくと、もっと人がやったほうが良いことに頭を使うことができる世の中に変わります。

デバイスが作れる人よりも、アプリが作れる人よりも、情報の組み合わせから価値を生み出せる人が求められていくのではないか。そう思うと、これまでWebサービスであったりアプリを生み出してきた人たちの仕事の延長線にもIoTの未来が描けると思います。

デバイス中心だけでなくサービス中心で考える

デバイスはほぼ無料で配布してサービスを使ってもらってビジネスとして成立させると考えることが方向性としては多くあります。サービスとして必要なものにならない限り、継続的に利益を上げて情報を集め続けることは難しい、かつ運用し続けられないためです。

現在、多くの家庭にはすでにリモートカメラや高性能のセンサが転がっています。そうです。機種変更した後のスマートフォンです。ちょっとした監視カメラなら、使い古しのAndroid端末があればすぐに成立できます。IoTの文脈でスマートフォンが登場することが多い理由の一つはwifiやBLEとつながるセンサとしての優秀さがあると考えます。

そのサービスにはアプリが必要なの?のその逆に、そのサービスにはデバイスが必要なの?の観点も必要です。世の中のAPIから取得できる情報の組み合わせだけであればinputにはサーバだけがあればよく、あとはoutputをpush通知にするならアプリ、自転車運転中の方向指示なら振動モーターがあればいいよね、などなど、シーンによっての最適値は広くあります。

どうせなら、みんなが使えるものを生み出したい

今はまだシンプルなプロダクト、サービスが多いですが、情報の連携やデバイスの種類が増えていくと、より複雑なシステム、UI、利用シーンが現れてきます。

見守りサービスで高齢者が使うもの、となった時に、それは現実的におじいちゃんやおばあちゃんが操作できるものなのか、監視されているような嫌な気持ちにならないか、実は既存の「ポットのスイッチを入れたら元気」のほうが楽なんじゃないかなど、単に作ることだけでなく周辺のサービス設計の方が大事だったりします。

今はまだ受託を中心にIoTのサービスを設計・開発している状態ですが、今年はデバイスを絡めた自社サービスのリリースもいくつか計画しています。たまたまデバイスが絡んでいるだけで、実はサービスの考え方自体は大きく変わりません。スマートフォンが世の中を便利にしてきたように、IoTの文脈に関わるものに片っ端から関わり、使えるものを生み出していくのが今年のパエリアのミッションです。

IoTに関わる会社のひとつとして、今後ともパエリアをよろしくお願い致します:D

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